【看護師って毎日何してるの?向いてる人ってどんな人?】看護師の1日/看護師に必要な適性とは?

看護師

こんにちは!たらちゃんと申します!

私は約10年大学病院で看護師として働き、昨年度退職した元看護師です!

看護師という仕事は、医師の診療の補助を行ったり患者さんの日常生活のお手伝いをすることが仕事です。

ですが、

看護師さんって実際何してるの?

と聞かれる事も数多くあります。

私からすると、一般企業で働く人こそ何をしてるのか謎なのですが、、、笑

今日は私が働いていた大学病院の1日のスケジュールを振り返りつつ、どんな人が看護師に向いているか考えたいと思います!

  • 看護師に興味があって実際の業務について知りたい人
  • 他の病院のスケジュールを見てみたい看護師
  • 看護師を目指そうか悩んでいるけど自分に向いているか不安な人

にとって有益な情報となれば幸いです!

看護師の1日(大学病院の場合)

私が勤めていた病院は2交代制で、

日勤  8:30〜17:00
夜勤  16:30〜翌9:00
という勤務でした。
 
 
(1日を8時間ごとに分けた「日勤」「準夜勤」「深夜勤」という3交代制の病院もあります)
 
 
日勤のスケジュール
  • 8:15
    出勤・情報収集

    その日の担当患者さんの治療内容や今後の方針、今日の検査やリハビリの予定などを情報収集する

  • 8:30
    夜勤からの引き継ぎ

  • 9:00
    ラウンド開始

    優先順位を考えながら担当患者さんの部屋を回り、体調を確認する。

    同時並行で検査や手術の出棟をしたり、時間薬の内服介助をしたり、リハビリの方と今後の方針を話し合ったり、お風呂の順番を回したり・・・(1)

  • 11:30
    昼休憩

    休憩時以外基本的にずっと動いているのでエネルギーが必要、ということでついつい甘いものに手が・・・

  • 12:30
    午後ラウンド開始

    全患者さんの顔を見に部屋を回りつつ、必要に応じて検温を行う。

    上記(1)をこなしつつ全患者さんの記録を書いて、内服薬の確認をして、翌日の検査や手術の準備をして・・・やることだらけです。

  • 16:30
    夜勤へ申し送り

    日勤帯リーダー看護師が夜勤に患者さんの状態を申し送る。

    その間他の看護師は手分けをして終わっていない仕事を終わらせつつ、患者さんのところで最後の環境整備をするなどして夜勤に引き継げる状況であるか最終確認する

  • 17:00
    日勤終了

    最終的に仕事が終わったか確認をして仕事終了!

    夕方に急変があったり、変な時間からの検査出棟があれば日勤から数人残業して夜勤のお手伝いをします。

  • ラベル
    タイトル

とこんな感じでした。

日勤帯リーダーの日は、上記に加えて

医師からの指示を受け調整を行なったり、翌日の点滴を整理したり、メンバー看護師の仕事がうまく回っているか確認し仕事の分配をしたり・・・

という仕事があるので、嵐のように1日が過ぎます(冗談じゃなく本当に!笑)

看護師が3日勤以上の連勤シフトを組まれると瀕死になるのはそのせいです。

リーダーに慣れていない頃はよく知恵熱を出してました(笑)

私のいた病棟は、「定時で帰りたい!!」というスタッフばかりでしたので(笑)、

休憩時以外はずっと動き回っていました。(勤務時間だけで1日約2万歩歩くこともありました

おかげさまで、ほどほどに急変のある病棟でしたが、全病棟の中でも残業時間はトップクラスに少なかったようです。

それでも、患者さんとのコミュニケーションは意識してとっていましたし、急変があった時にはみんな協力して仕事が終えられるように助け合っていたので、今振り返ってもとても良い職場だったと思います。

どんな人が看護師に向いてる?

上記のように、座る暇もなく動き回っている、と書くと

看護師という仕事はタフな人じゃないと出来なさそう・・・と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私が考える「看護師に向いている人の条件」というのはとてもシンプルです。

それは・・人の役に立つことをするのが嫌でない人

かなり周りくどい言い方になりましたが、別に「人の役に立ちたい!」なんて立派な心意気がなくても、「まあ、別に自分のすることで人の役に立つならしてもいいかな」くらいの気持ちでいいのです。

もちろん、「人と関わるのが得意」「気配りできる」「責任感がある」「体力的・精神的にタフ」等+αで持っていた方が良い素質はたくさんありますが、最低限ないといけないものはその1つだけだと思います。

今の時代、看護師としての仕事は多岐にわたっており、自分の生活スタイルや性格、素質に応じて職場を選ぶことができます。

例えば・・・
人と関わるのが苦手な人:健診センターの看護師や産業看護師など
人の命に直結する仕事はしたくない人:クリニックの受付や美容看護師など

どういった仕事をするにせよ、人の役に立つのが嫌いではない人でないと、遅かれ早かれ看護師として働きつづけるのは厳しくなると思います。

しかし、どうでしょうか?「人の役に立つのが嫌いではない」という人は案外多いのでは?

もちろん、看護学生時代の実習の大変さというものはありますが(私も二度と戻りたくありません笑)それを乗り越えると、色々な経験を積む中で自分も大きく成長できる、素晴らしい仕事だと思います。

人に対しての興味があるだけで良い、と考えると看護師になるというのもハードルが高いものではないと思いませんか?

今回の記事を読んで、一人でも看護師という仕事に興味を持つ方がいらっしゃいましたら嬉しいです!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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